バイト先までの通勤距離は大切です
バイト先までの通勤距離は短いほど理想的です。遠いと長続きしないことが多いですし、交通機関を使うほど交通費がかかります。雇う側としては、同じ条件の応募者であれば家が近い人のほうを選ぶものです。いざというときにバイト先のそばにいると思えば雇用側からしても、急な出勤要請もできる頼もしい存在です。近いから、という理由だけでもシフトを多く与えられたり、といったメリットも考えられます。
また、交通費支給のアルバイトであれば、雇用主はできるだけ交通費負担額を少なくしたいと考えるのが普通です。片道30分かかるバイトならば往復で1時間、その1時間で時給900円ならば900円分損をしているともいえます。それが出勤日数が増えるほど、もったいない時間の使い方をしていることになります。
学校から?それとも家からの距離を優先すべき!?
学生のアルバイトの場合、学校からバイト先までの距離を考えるべきか、あるいは自宅からの距離が大事なのか、という疑問を持つことがあります。学校帰りにバイトをしよう、と考える場合には確かに迷うところです。
この場合、毎回学校帰りにのみアルバイトをするのであれば学校の近くにバイト先を探すのは意味があります。ただ、学校が休みの日にもシフトが入ったり、学校からと家からと半々の割合での通勤になるのであれば、家からの距離を優先することをおすすめします。
学校と家の距離にもよりますが、授業がない日に学校方面まで移動するのは、期間が長くなるほどだんだんと負担になるものです。長期休暇中には通学定期券はなくなり、交通費がバイト先からもらえるとも限りません。
バイトが終わってからは、どのみち自宅に帰らねばならないことを思えば自宅のそばのバイト先が理想的です。学校とバイトでぐったり疲れてからさらに時間をかけて帰宅、というバイトはなかなか長続きしません。
やってみて実感する、近場バイトのありがたさ
アルバイト探しの段階では、時給や仕事内容などに目がいきがちで通勤距離を後回しにしてしまうケースも少なくないでしょう。でも、応募する前に、一度冷静に、実際に自分がそこに週何日も通うことをシミュレーションしてみてください。
例えば午後まで授業を受けて4時間アルバイトをして、さらにそこから混雑する電車で帰宅するのは大変ではないのか?深夜になってしまったときの駅から自宅までの移動はどうするのか?危険な夜道はないか?雨が降ったら?など。短期間のバイトならばどうにかなることでも、3ヶ月以上の長期となるときついこともいろいろと出てくるでしょう。
就職ならば仕事内容や企業を優先することもあるでしょうが、バイトでは近場であることを優先するのがおすすめです。