いろいろな理由で、アルバイトを掛け持ちすることもあるでしょう。バイトの掛け持ちにはメリットとデメリットがあります。
メリットで一番大きいのはやはり収入が増えることです。一つのバイトをするより、二つのバイトをした方が収入は増えます。両方とも時給の高い仕事だったら、かなりの収入が期待できます。
バイトの中には教師系のように掛け持ちが比較的容易なものもあります。教師系は家庭教師のように短時間でも構わないことが多いので、掛け持ちをすることで、確実に収入を増やせるようになります。
もう一つのメリットはいろいろな経験を積めることでしょう。アルバイトと言っても立派な仕事です。接客の仕事だったら、お客様と接することで、コミュニケーションのスキルが上がります。コミュニケーションのスキルはどんな仕事をする上でも大切なものなので、自分の財産になることは間違いありません。
建築の現場などで働く肉体労働系のアルバイトだったら、体を使って働く仕事の喜びと大変さを学ぶことができます。この経験も将来的に役立ちます。
いろいろな経験を積めることは、いろいろなつながりを作ることでもあります。例えばバイト先の上司に気に入られて、信頼関係を作ることができたら、正社員として採用される可能性があります。現在は正社員の雇用は減少しているので、それをきっかけにして正式に働き始めても良いでしょう。
掛け持ちのデメリットは体に負担がかかることでしょう。2つのバイトをすることになるので、朝から晩まで働くことになります。健康に問題のない方だったら普通に働けるかもしれませんが、病気持ちの方だったら、アルバイトが負担になって病気が悪化する可能性があります。そういった状態を防ぐには続けて仕事をしない、休める時はしっかり休むと言う心掛けが必要になります。
肉体的な負担の他に、精神的な負担も増す可能性があります。アルバイトと言ってもきちんとした仕事なので、ミスは許されません。掛け持ちしたら疲れもたまっているので、仕事を集中してできないこともあり、そういった状態の時にミスをするかもしれません。ミスをしたら、職場の上司に怒られて、精神的に参ってしまう恐れがあります。
仕事をする上である程度のストレスや精神的負担は仕方がありませんが、できるだけ気持ちを切り替えることが大切になります。例えば一つのバイトでミスをしてしまったら、次のバイトに行く時はそのミスのことは忘れるようにするのが良い方法です。