アルバイトの中でも接客業には向き不向きがあります。接客業とはお客様と向き合い商品の説明をしたり購買意欲を高める仕事になります。勿論努力によってスキルアップすることもできますが元々の性格が原因でいくら努力をしてもスキルアップしない場合もあるのです。
この場合は不向きですので他のアルバイトにチャレンジしたほうがいいでしょう。
接客業向きか不向きなのかを判別する方法ですが、まず自分の性格を見つめなおしてください。
単純に内気な人は接客に向いていない、勝気な人は向いているというものではありません。内気な性格でも仕事となれば割り切ってお客さまの接客ができる場合もあります。ですので内気か勝気かではなくプライベートとビジネスと割り切りができるかどうかで判断してください。
これができない人は勝気な性格でも接客業には向いていません。
接客業のアルバイトをしていますと友達がやってくることもありますがその時に友達にサービスをしたり割引をしたりするようではいけません。ビジネスの世界ではお客様は全て同じに扱わなくてはいけません。友達だからという理由でひいきしてしまいますと後々他のお客様からの信頼を失いかねないからです。
内気な人でも必要な会話ならできるという方もいますので接客に向いている場合もあります。事実接客をしている方の中にはプライベートでは内気ということも少なくありません。
あと大事なのは精神力の強さです。お客様を相手にしていますとクレームをつけられることもあります。中には言いがかりのようなものもありますがそれでいちいち傷ついてしまうようでは向いていません。これらを受け流せれば向いているといえます。勿論クレームは重要な意見ですので聞かなければいけない部分もありますが精神力が強ければ冷静になってクレームにも耳を傾けられるのです。
このような理由から感情が出やすい人もあまり向いていないといえます。働いていると色々なお客様と接しますのでイライラすることもありますがそれを抑えられない人はやめておいたほうがいいでしょう。
人の話を最後まで聞けるかどうかも判別方法になります。早合点する方はお客さまの意見を間違って理解し、トラブルを起こす可能性があるので向いていません。
接客業に向いていないからと言って社会不適合ということはありません。逆に他の仕事には向いているということです。嫌な仕事を長く続けているよりも早々と見切りをつけて自分にあった仕事を見つける方が建設的です。