アルバイトを続けるために大切な条件に、家から近いことがあります。
家から近いほど通勤時間が短くなり、楽に働くことができます。
遠い職場だと通勤に時間がかかるので、拘束時間は長くなってしまいます。
アルバイトは時間給として給与が支払われるため、通勤時間も考慮して時給換算してみる必要があります。
実働4時間で勤務時間を入れて拘束6時間ならば、6時間で日給を割ってみるとよいでしょう。
家から遠くなるほど、通勤事故のリスクも高くなります。
自家用車で通勤する方なら、交通費が全額負担されるか調べておきましょう。
ガソリン代だけしか支給されない場合、クルマの維持費の分は自腹となります。
こうした部分も考慮してバイト探しをしないと、入職後にすぐに辞めたくなるなどの問題が生じます。
アルバイトは選択肢が豊富にあり、家から近い職場を選びやすいと考えるかもしれません。しかし、実際に入職したら話がまったく違ったというケースも多いのです。
警備員の仕事を例にすると、会社は近場だけど実際の現場は毎日変わるというケースが少なくありません。会社まではクルマで1分なのに、実際の現場までは30km以上のあるという話は普通にあります。通勤距離が長くなるほど、時間に余裕を持って通勤しないといけませんし、事故のリスクも大きくなるものです。
アルバイトにもフルタイムの仕事は多くあり、そうした仕事は通勤に時間をかけてしまうと、自宅に帰ったら御飯を食べてお風呂に入って眠るだけという生活パターンになる可能性もあります。
通勤時間が1時間増えるということは、拘束時間が1時間増えて、自分の時間も減るということです。
バイト探しをするときは、アルバイトの求人サイトを利用するのが基本です。
専属のコンサルタントのサービスを受けられるサイトが多く、職場に対して交渉を依頼することもできます。
日本においては、求人側のほうが立場が上という風潮があります。
そのため、求職する側は交渉したい条件があっても、なかなか切り出しにくいわけです。
そこで、職場の内部事情を詳しく知るために、コンサルタントに相談してみるのです。
コンサルタントは様々な会社の内部事情や評判を知っています。
一般的に年間を通して求人している職場は、離職率が高いケースが多いです。
家から遠いのも一つの理由であり、入職前に実際の職場を聞いておくことは大切です。
会社はすぐに近くなのに、現場まではクルマで1時間といった話はよくあるので、コンサルタントを通して確認しておきましょう。