学生時代のアルバイトは、それ自体がかけがえのない経験です。お金や学校以外の人間関係が得られる事はもちろん、そこから得られるスキルも大きな魅力です。しかも、それが就活にも有利になるとあれば、積極的に利用しない手はありません。
就活に有利なスキルといえばまず思い付くのが、英語などをはじめとした語学です。いきなりハードルが高すぎると思われる方も多いかもしれませんが、私たち日本人は義務教育、その後の高校教育でも基本的な英語は学んで来ています。
道で外国人に道を尋ねられて、あたふたしながらも何とか正しい行き方を伝えられた、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
まずはそこからで、あとは実戦を積んで英語に慣れて行けば良いのです。
労働環境から語学(英語)の習得につなげる
そこにアルバイトという経験が役に立ちます。英語を活かした接客業や簡単な事務作業などを行うアルバイトも多数あります。
しかも、アルバイトなのでいきなり高度な仕事を要求される事はなく、ある程度自分のペースで仕事にも、英語にも慣れていく事ができます。そこで経験を積めば、就活でアピールできる実戦的な英語力を身に付ける事も十分に可能です。
会社では必須のITスキルも就職前にマスター
次に、会社での仕事には必須と言っても過言ではない、パソコンソフトの扱いについてです。ビジネスシーンに欠かすことの出来ないいくつかのソフトには、その専門性を証明する資格が存在するほどです。
こちらも、学生時代にアルバイトでゼロからスタートしてコツコツとスキルを積み上げて行けば、最終的には資格取得を目指すレベルに到達したり、数年間の実務経験がある事を就活でアピールする事もできます。
アルバイトやパートの経験で資格取得も可能
オフィスワーク以外でも、例えば飲食店でのアルバイトなど一般的な物でも、食品に接する機会がある事でそこから経験を膨らませて有利な資格取得につなげる事も可能です。
「フードアナリスト」や「食学検定」といった食に関する資格は現在大変注目されていて、食品関連の企業などを目指すのであれば就活で大変有利になります。特別なアルバイトをしなくても、考え方、そして活用の仕方ひとつで就活時に役立つスキルを積み上げる事は難しい事ではありません。
この様に、社会が求めている資格を考慮に入れてアルバイトの内容を検討するという視点を持ってみる事で、限られた時間の中でより有意義にアルバイトをする事ができる様になります。
学生生活は思いの外忙しく、自分に投資する時間や労力も限られて来ます。アルバイトを上手く活用することで、より良い人生を目指して行きましょう。”
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