大学時代は学費を稼ぐためなどで、アルバイトをする人が多いです。その中でも大学時代に経験しておけば、今後の生活や就活で有利になります。
ホテルや結婚式場でのサービス業は、人々の笑顔をやりがいにできるので、長続きします。一つのアルバイトを続けられる人は、会社に勤めるようになってもすぐに辞める恐れがないので、面接で良い印象を与えます。
ホテルや式場は、日本の文化である「ハレ」が関係する場所です。お祝い事ではお酒に酔う人や、感謝を伝える時に涙する人など、様々なお客がいます。臨機応変に対応しなければなりませんが、アルバイトには周囲の先輩が助け舟を出すケースが多いので、自分一人で抱え込む必要はありません。どうすればその場の雰囲気を壊さないで業務を遂行できるかを考えること自体が社会人になって成長する人材を作ります。ホテルではテーブルマナーを教えてもらえるので、高級レストランに将来行くことになってもマナーで困ることはありません。
また塾や家庭教師も経験しておくと良いです。これらのアルバイトは、時給の良さから人気が集まっていますが、それ以外にも魅力のある職業です。生徒にはそれぞれ得意なことと不得意なことがあり、一つの目標を達成するまでにいくつものプロセスがあります。現状で足りないものを見極めて、どのようにアプローチすれば最も効率良く成績が伸びるかを考えることが重要です。生徒と年齢が近いので、試行錯誤しながらでも良い関係が築けます。
会社に入れば、最初は新入社員として先輩から多くのことを学びます。2年目からは同じように後輩が入ってくるので、先輩として教えなければなりません。家庭教師での経験があれば、人に教えるときの態度や言葉遣いが分かるので、良い先輩として接することができます。
そしてコールセンターもアルバイトとしておすすめです。コールセンターは事務職ですが、電話を通してお客と会話します。顔を合わせる時と違って、電話では表情が見えないのでより高度なコミニュケーション力が必要です。
コールセンターでは事前に応対方法の研修があるので、初心者でも働くことができます。多くの会社には電話が設置されています。しかし新入社員で電話に関して研修を徹底して行う会社は少ないです。電話は誰でも取ることができると考える上司も多いので、電話での失敗は評価を大きく下げることになりかねません。率先して電話の応対ができるように、大学時代でマスターしていると安心です。