働きながら学ぶことができる
バイトを始めるきっかけは人それぞれですが、もちろん働くことでお金を得たいという理由が多いでしょう。しかし働いていると、ただお金を稼いでいるだけではなく、その経験からなにかを学ぶことができていると気付かされることがあります。
自然と学んでいくこともたくさんありますが、アルバイトを通して学ぶべきことについてまとめました。
働くことの大変さとお金の大切さを学ぶ
実際に自分で働くようになって、お金に対しての考え方が自然と変わります。特にこれまで働いたことがなかった学生は、お金に対しての価値観が社会人に比べると軽いこともあります。
しかし実際に自分が働いてお金を得たことにより「このお金は何時間分の時給だ」と具体的にイメージできるので、お金に対する価値観が変わります。今まではムダに使ってきたお金に対して、その重みを意識することができるようになり、ムダ使いが減ります。
お金を稼ぐことの大変さを知ると、同時に親のありがたみを実感することもできます。自分が働いた何倍もの額を何十年も稼いで家族を養ってきたということを知ることで、親に対しての考え方も変わります。これらは人としてとても大切なことです。
コミュニケーション能力や忍耐力を学ぶ
バイトをしていると人や社会と触れ合っていくことになり、自然とコミュニケーション能力が身についていきます。また、働くということは自分の思い通りにいかないことも多く、時には我慢しなきゃいけないこともあり忍耐力も養われます。
これは就職して社会に出たあとにも大きく役に立つ力なので、積極的に学びたいことです。コミュニケーション能力を学ぶのに適しているのはコンビニや飲食店などの接客業です。お金を貰っているのだと割り切って取り組むことができるので、人見知りの人でコミュニケーション能力を身につけたいのなら接客業はおススメです。
また、接客業は忍耐力を養うのにも適しています。お客の中には理不尽な人もいますが、それを応対する内にコミュニケーション能力と同時に忍耐力も見についていきます。
仕事に対する責任感を学ぶ
バイトをすると仕事に対しての責任感を学ぶことができます。バイトだからと軽い気持ちで仕事をする人もいますが、お金を貰っているのですから仕事には責任があります。働いているとそのことに気づかされる場面に遭遇します。
将来就職するさい、仕事に対する責任感を最初から持っているのかいないのかでは、周りと大きく差が出ます。バイトで働く内から、責任をもって仕事をすることの意味を学ぶことは大切です。